全国に広がる新幹線

山陽新幹線と九州新幹線

東海道新幹線は1964年に開業しましたが、東京駅~新大阪駅間だけの走行でした。そのため、大阪から西のエリアでも新幹線の開業が望まれていたのです。そこで1972年に開業したのが山陽新幹線です。山陽新幹線は神戸、広島、福岡を結んでいるため、これらの大都市も手軽にアクセス出来るようになりました。さらに、東海道新幹線の多くの車両は山陽新幹線と直通運転となっているため、東京からでも気軽に移動することが出来ます。

山陽新幹線が開業したことで福岡までのアクセス環境は向上しましたが、出来ることなら九州も新幹線で移動したいもの。そのため、九州新幹線が待ち望まれていたのです。九州新幹線の工事は1991年に着手され、2004年に新八代駅~鹿児島中央駅の九州新幹線が開業となりました。しかし、山陽新幹線と結ばれていなかったため、全通まではもう少し時間が必要だったのです。

そして、2011年3月にようやく博多駅~新八代駅間の開業が行われ、九州新幹線が全通しました。これによって東京から鹿児島までが新幹線で結ばれたのです。東京~九州の移動は遠いイメージがありましたが、これによって近くなったと言えるでしょう。また、今後は長崎を結ぶ長崎ルートの開業も検討されています。